色は匂えど散りぬるヲ

株式会社アジケ代表のブログ。清濁併せ呑むようなものが好物です。

設定したKPIに基準値がないときに何をすべきか?

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KPIの設定ははじまりに過ぎない。

UXDの仕事を請け負うときは、可能な限り体験を指標化するということを目指している。

体験を指標化するというのは、ユーザのキーユース(サービスを利用するときの重要なシーン)を洗い出し、それを数値化する試みだ。

※参考: UXのKPIを設定しよう!~ ユーザー体験の定量化ってなぜ必要? ~ |株式会社アジケ

そして、指標化したうえで何をしたいのか?といえば、その時点で答えを持っているケースは実は少ない。

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KPIは達成できる指標を設定することがポイント。

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先日、どの記事だったか忘れたが、KPI設置にあたってとても有用な内容のものを読んだ。

以前にも同じような内容の記事を読んで、なるほど。と腹落ちしていたのだが年月が経つとすぐに忘れる。

達成できる指標というのは、目標必達志向ではない。

企業であれば、月の売上目標というのはあるだろう。 例えば、月の売上目標を100万円とする。

その場合、KPIを100万円においてしまいがちだ。

そうではなく、行動を起こせば達成できるような指標を設定しなければならない。

例えば、お客様との訪問件数を10件にする

とかだ。

売上というのは因数分解をするといくつかあるが、もっとも基盤となる数式には以下のようなものだ。

売上 = 単価 × 件数

ここに購買頻度であったり、購入点数の要素を組み合わせる可能性もあるが、まぁ上記のようなものだろう。

そして、今回の訪問件数を10にした場合は、B to B商材であれば1件成約すると単価が100万円とかの可能性が高いので、10件会うと目標を達成できるという考え方だ。

翻ってWEBサイトのKPIの場合

PV を KPI として設置しても良いのか?

この考え方を前提にすると、“No”になるのかもしれないが、上司やお客様との兼ね合いで PV を KPI にするケースは今後もあるだろう。

ただし、WEBの担当者としては、PV 数を KPI するのではなく、それに向けての施策を KPI にすることをお薦めしたい。

例えば、100万PVを目標にしているサイトで現状が80万PVの場合は、A/Bテストを月4回行って2ヶ月で100万を目指す。 =月4回のA/Bテストを行う

などを KPI にしてはどうだろうか?

もちろん、その上位概念には顧客が満足するとか、売上の向上などがあると思うが、自分が担当する範囲で何を行えばKGIを達成するのか、またユーザーの体験が向上するのかはなるべくシンプルに設定しておいたほうがよいだろう。

誰もが起こせる行動が結果につながってくる。そんな指標を設置したいものです。

UXのKPIを設定するため、優れた指標とは何か?考えよう。

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とあるPJでUXのKPIをどれにするか?ということを考えております。

情報を集めるためにネットでいろいろ調べていたら、以前スタッフが書いた情報にたどり着きました。

(以外とこういうケースってないですか?)

UXのKPIを設定しよう!~ ユーザー体験の定量化ってなぜ必要? ~ |株式会社アジケ

読んでいて「ふむふむ」と思いつつ、優れた指標とは何か?を整理してみると良いブログ記事になりそうなのでまとめてみました。

アクセス解析やマーケティング業務をされている方の参考になればと思います。

優れた指標とは何か?

  1. 優れた指標とは、その数値を元に行動を起こせるものである。
  2. 優れた指標は比較ができる
  3. 優れた指標はわかりやすい

1.優れた指標とは、その数値を元に行動を起こせるものである。

当たり前ですが、アクセス解析などは何かを改善するために行います。そのときに指標を確認し次のアクションにつなげることが重要です。

2.優れた指標は比較ができる

データを確認するとき、比較できる指標はとても重宝されます。

例えば、 - 時間 - ユーザグループ - 競合

などと比較することで、自分たちがどの方向に向いているのか?を理解するための軸にできます。

3.優れた指標はわかりやすい

指標が覚えにくかったり、議論に時間がかる指標は好ましくありません。 ひと目みただけで、理解でき、対案の指標を出すことができる指標は優れています。

大きくまとめると、上記3点を抑えている指標は優れた指標といえます。

ということで、UXのKPIを設定するときは、上記3点を意識して設定してみると議論を深め目的を達成しやすくなるかもしれません。

目的達成や設定の考え方のフレームワークはまた今度書いてみようと思います。

Photo credit: christophe.benoit74 via VisualHunt / CC BY