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色は匂えど散りぬるヲ

株式会社アジケ代表のブログ。清濁併せ呑むようなものが好物です。

デザインとコンサルティングのはざまが埋まりつつある(のかな?)

デザインとコンサルティングのはざまが埋まりつつある(のかな?)

弊社のUXデザイナーである富樫が書いたブログ記事を読んだ。

「IBMvs電通」の記事から考える、私たちが提供したいUXデザインの形 |株式会社アジケ

富樫の見解は上記の記事に目を通していただくとして、「IBM VS 電通〜」の記事は私も読んでいたので、思ったことを書いておこう。

元記事をかいつまんで書くと

  • 1000人規模のデザイナーを抱える企業はIBMだ。
  • 一方、エージェンシーである電通が経営コンサルティングを行っている
  • デザインには2つのレイヤーがあり、問題解決プロセスを事業レイヤーから行う広義のデザインが重要だ。
  • ビジネスで重要な成功要因はCX。だから、従来とは異なる職種の人たちも同じビジネスゴールを目指すような組織体が求められるだろう

というものだ。

要点はデザインを単なる意匠として捉えるのではなく、ユーザーの体験を軸にビジネスモデルからデザインしていくことが求められる時代になった。だからコンサルテイング会社とデザイン会社(エージェンシー)の業務領域が融合してきたのだということだ。

WEBサービス&スマホアプリだけで完結するビジネスが増えてきた

上記のながれはITの発達とともに、WEBだけで完結するビジネス、なかでもスマホアプリでビジネスが完結するという事象が体感できるようになった、つまりスマホビジネスのインパクトが大きく見えるようになったという側面がある。

また、事業とITの関係が密接になり、デザイン(ここではUI)の良し悪しがビジネスゴールに対しての影響が強くなったという面もある。

今までのビジネスは戦略思考で意思決定が行われていくのが常

今まではこのビジネスゴールに対して影響が強かったものというのは、コンサルティング業務、なかでも戦略思考だったのではないか。

戦略思考は組織としての意思決定を目指す一連のプロセスに対して、デザイン思考は意思決定後の施策をいかに素早く実行し改善を繰り返すかという考え方をベースにしたプロセスという違いがある。

つまり、いままでビジネスゴールを達成するためには戦略思考を軸にする方法が多かったのだが、デザイン思考というもうひとつのアプローチがあると広まってきたことで、両者の特徴を取り入れることがビジネスゴールを達成するために必要なことになってきたのだろう。

小難しいことを書いてきたが、端的に書いておきたいことをまとめる。

  • デザイナーであれ、マーケターであれ、プロトタイプや仮説を素早く実行して、フィードバックをもらうことが大事。

  • ITの技術は進化したのでフィードバックの数値が明確に見える化された。

  • デザインは2つのパートがある。誰の何を解決するのか?をビジネスレベルから考える。もう一つはそれをつくるというパート。

  • デザインとマーケティングは事業の最初から最後まで一貫性を持って一緒にやることが重要

上述したことで特にデザインとマーケティングは事業のパートナーとして一貫性を持って一緒に行っていくことが重要というのは本当に感じる。

こういう記事が出たら、また定期的に上記のような考えを自分のなかでも整理していきたい。